Solution

ソリューションコンサルティングは、

という4つの領域における個別課題を解決するコンサルティングです。DXコンサルティングが全経営機能を横断的に変革する「横串」の取り組みであるのに対し、ソリューションコンサルティングは4つの領域における諸問題を解決する「縦串」の取り組みという関係です。対象テーマは、トレンドやトピックスへの対応を目的とするものと、パーパスと現状のギャップを埋めることを目的とするものが大半を占めます。DXコンサルティングが既存のビジネスモデルをデジタル・ビジネスモデルへとトランスフォームするのに対し、ソリューションコンサルティングは既存のビジネスモデルにおけるキャッシュカウを更に強化しながら、次のスターを発見して育てあげ、問題児の取り扱い方を決定し、見込みがないビジネスを見極めるための利活用を推奨しています。

例えば、ストラテジーでは、自社の存在意義や目的に立ち返って描いたパーパスを達成するまでの道程を描きます。マーケティングでは、デジタル・ビジネスモデルにおいて「誰にどう貢献するのか」を見極め、顧客にとって唯一無二の価値を提供するHX/CXを構築します。ピープルでは、デジタル・ビジネスモデルにおけるワークスタイル、ワークフォース、成果創出の仕方の改革に伴うヒト・文化・組織のあり方を確立し、卓越したEXを実現します。リ・ラーニングでは、ビジネスパーソンがデジタル・ビジネスモデルにおいて具備すべきマインドセット、ビジネススキルと行動特性の習得を支援します。また、この4つの領域における課題解決を具体的に推進するにあたり、

という2つのサービスも併せて提供しています。現状診断は、表出している問題を浮き彫りにするだけでなく、潜在課題も発掘して真の課題の明確化と解決指針を提供します。また、ビジネスマッチングは、わたしたちのビジネスプロフェッショナルネットワーク内外からクライアントのパーパス実現に必要となるベストパートナーを探し出すサービスです。

これら6つのソリューションで、クライアントが直面する課題の解決を支えてまいります。

Approach

ソリューションコンサルティングにおける課題解決アプローチでは、主にロジカルシンキングを活用しますが、パーパスデザインや戦略領域の課題解決に関しては、アートシンキングやデザイン・シンキング等も必要に応じて活用します。プロジェクトの具体的な進め方は、フェーズドアプローチを基本とし、「現状分析」「課題解決方針の策定」「具体的な課題解決策のデザインと実行」という3つのフェーズに分けて推進します。各フェーズごとに進捗状況を確認したうえで次フェーズに進むため、方向性の確認や共通認識の醸成を行い、完遂にむけて着実に歩みます。

アプローチの詳細はこちら → Approach

Logical Thinking

ロジカルシンキングは、ほとんどの方が課題解決のために日常的に実行している思考方法です。MECE、ロジックツリーというワードは既に聞き飽きたものではありますが、上手く活用できるようになるにはある程度の習熟が必要です。仮説設定と検証を繰り返し、インサイトに辿り着けるかどうかは、ロジカルシンキングの巧拙に負うところが大きいので、相関と因果の誤認や論理の飛躍・破綻を招くことなく課題解決に至ることができるよう、フレームワークの提供やファシリテートを通じてリードします。