会社や上司は使い倒せ

HCD

初々しい顔がオフィス街に溢れるこの頃、新社会人にエールを贈る。

まずは与えられた仕事を完遂しよう

先輩や上司の知見を貪欲に吸収し、試行錯誤をフルスピードで繰り返し行って欲しい。動いた者、結果を出した者しか、先輩や上司には認めてもらえない。頭であれこれ考える暇があれば、手足を動かし、必要最低限の行動量を早々にクリアしよう。くれぐれも頭デッカチになって手足を止めないように。しのごの言っているだけのヤツは結局競争に負ける。与えられた仕事をやり切れないヤツは見切られる。

できる限り多く、できる限り早く失敗した人だけに成功が訪れる。

熱中できることを探そう

はじめから好きな仕事に就けるとは限らない。例え気がすすまない仕事に就いたとしても、その仕事の中で夢中になれる価値貢献方法を探してほしい。事務、営業、コーディング、実験、購買、ロジスティクス、会計、財務、総務等々の細部を担当するなら、これほどラッキーなことはない。ビジネスプロセスの全体像を把握して担当職務をミスなく遂行しつつ、どうすれば価値貢献につながるのかを考えて改善提案の余地を発掘しよう。

はじめから熱中できることはまずないが、やっているうちに面白くなってくるものが、あなたにとって熱中できるものになる可能性が高い。ちなみに私の場合、R社で3年間営業しながら熱中できるものを探し、経営コンサルタントになると決意した。

使われるな、使い倒せ

先輩や上司は偉い人ではなく、重要な役割と大きな責任を担っている人だ。自分一人では抱えきれない大きなスケールの仕事や、全社の総力が必要なビジネスで成果を出したいなら、上司や会社を使って挑戦するしかない。自分ひとりでできることの何十倍ものパワーを奮う醍醐味は、組織を自在に使い倒すことでしか得られない。

上司や会社を使えるよう、実績を積み上げ、如才ない所作を身につけよう。

広い視野、高い視座から世界に挑もう

先輩や上司、会社を使えるようになったら、自分の力を試して欲しい。新規事業、起業、M&A等、方法にとらわれず、新たな価値を世に問うて欲しい。先人が来た道から一歩踏み出し、前人未踏のフィールドで獅子奮迅の活躍を見せる人がひとりでも多く出現することを期待している。

学生時代を通じて確立したチンケなプライドを一刻も早く捨て去り、フルスピードで自分の限界に挑戦し続ける人だけが夢を見る資格を手にできる事実を覚えていてほしい。

ここまで書いて、ああ、これって実は燻っているリーマンにこそ贈るべきエールだと思ったので、改めて記事にまとめたい。

この本を読んでみよう

HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

起業家からVCに転じたベン・ホロウィッの壮絶な実体験ビジネス未経験の新社会人にとって、刺激的かつ実践的なアドバイスが得られるだろう。次々と襲いかかってくる困難に対して決して怯まず、常に状況を打開してきたベンの言葉が、50年間のビジネスパーソン人生の指針となるかもしれない。起業家ならずとも一読すべき。

やり抜く力 GRIT ー 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

新社会人の最初のハードルがこの「やり抜く力」。上司に指示された仕事をやりぬかない限り、信頼も評価もされない。IQでも才能でもなく、成功に必要な第三の要素としてGRIT やり抜く力にフォーカスをあてている。情熱を持ち、結果が出るまで粘り強くやり抜くこちを求められる新社会人のバイブルとして是非。

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