経団連の採用選考に関する指針が「選考解禁6月1日、内定10月1日」というスケジュールになって3年、2018年卒就活は昨年度より動き出しが早まりました。5月12日発表に発表された株式会社リクルートキャリア
就職みらい研究所の「2018年5月1日時点内定状況(速報板) 就職プロセス調査(2018年卒)」によると、5月1日時点での就職志望者のうち、大学生の就職内定率は34.8%(前年同月比9.8ポイント増)となっています。
今後の見通しに関しては、内々定・内定を「確実に取得できる」3.4%、「ある程度取得できる」21.5%、「まだ見通しは立っていない」30.8%で、7割の就活生がある程度の手応えを感じている様子が伺えます。(内訳:大学生4,679人/大学院生980人)
長時間労働の是正や「働き方改革」の取り組み等に世間の目が注がれる中、ここ数年の新卒売り手市場に企業、学生、マスコミとも慣れたようで、例年に比べると就活に関するニュースがあまり目立たない日が続いています。しかし、水面下では粛々と活動が続いており、6月1日の選考解禁を境に一気に内定獲得者が増える一方、夏頃には本命企業の内定を渇望する就活生と、内定辞退を防ぎたい企業のせめぎ合いが続き、最終決着は初秋頃と見ています。そこで、学生諸氏の就活を支援するリクルート・コーチとして、日々のフォローアップポイントについて以下にまとめました。
1.企業規模別採用活動の把握(先行?出遅れ?手遅れ?)
2.未内定学生の9つの特徴(あてはまるアナタは要注意!)
3.内定獲得のために何をすべきか(戦略就活ノススメ)
それでは、早速はじめましょう。